新規ホームページ制作やリニューアル、多言語化、採用ページ強化などで使える補助金・助成金について、
東京23区において利用できそうな制度を調べてみました。
※必ず最新の情報をご確認ください。要件や対象が変わる場合があります。
中央エリア
千代田区：ナシ？
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/shigoto/jigyosho/josei/index.html
※中小企業販路拡大事業支援補助（展示会出展に対する補助金） があるので、オンラインイベント向けにコンテンツを制作したりデモを作るなど推奨されている。
中央区：HP作成30万円、ECサイト5万円
https://www.city.chuo.lg.jp/shigoto/kigyoushien/hojokin/index.html
- 中小企業ホームページ作成費補助金
- 一般枠：対象経費の総額の2分の1（限度額30万円・千円未満の端数は切り捨て）
- 創業枠：対象経費の総額の3分の2（限度額30万円・千円未満の端数は切り捨て）
- ECサイト活用補助金
- 補助金額：補助対象経費の2分の1（限度額5万円）
※「初めてECサイトを構築又は利用開始する場合に限ります」とのこと
港区：HP作成30万円、Web広告40万円
https://minato-sansin.com/sougyostartupsien
- 創業・スタートアップ支援事業補助金
- ホームページ作成費：30万円
新たにホームページを作成する費用
※既にホームページを持っている場合（ECサイトやランディングページ含む）や、交付決定前に発注・作成に着手している場合は、補助対象外
- ホームページ作成費：30万円
- 広報費（販路開拓のために新たに広告宣伝を行う費用）：40万円
- WEB広告への掲載、新聞折込に要する費用 等
北部エリア
豊島区：Web広告20万円
https://www.city.toshima.lg.jp/584/machizukuri/sangyo/sangyoshinko/index.html
- 開業支援コース
- (1)広告宣伝費
- 補助金額：補助対象経費(税抜)の3分の2以内で、上限20万円(千円未満は切り捨て)
北区：ナシ?
https://www.city.kita.lg.jp/business/industry/1011356/1011509/index.html
https://www.city.kita.lg.jp/business/industry/1011327/1011329/1011337.html
- がんばる商店街支援事業 ※資料が古い
- （１）一般補助対象事業に係る補助金
- 補助対象経費の３分の２以内とし、補助金の限度額を５００万円とする。
- （２）小額支援事業に係る補助金
- 補助対象経費の９分の８以内とし、補助金の限度額を３２万円とする。
- （１）一般補助対象事業に係る補助金
板橋区：HP制作・Web広告50万円
https://itabashi-kohsha.com/archives/26230
- 令和７年度 中小企業魅力向上支援包括補助事業助成金
- 助成限度額：最大５０万円（①人材獲得支援、②魅力発信、③展示会等出展支援事業の合計）
- 助成率：助成対象経費の１／２～４／５以内（千円未満切捨て）
※最大助成率は条件により異なります。
- 令和７年度デジタル環境構築補助金 https://itabashi-kohsha.com/archives/26405
- 補助額
【 Ｄ Ｘ 枠 】
審査によってＤＸに該当すると認められる事業
補助率：補助対象経費(後述)の３分の２以内 補助限度額：５００万円
【デジタル化枠】
ＤＸには該当しないが、補助金の対象となる事業
補助率：補助対象経費(後述)の２分の１以内 補助限度額：２５０万円
- 補助額
東部エリア
台東区：HP作成30万円
- 販路開拓支援
- 助成限度額・助成率 最大３０万円 対象経費の１／２以内
墨田区 : ナシ？
江東区：HP作成10万円
- ホームページ作成費
- 補助対象経費の2分の1以内（千円未満切捨）（注釈）補助金額上限10万円まで
- 補助対象経費の2分の1以内（千円未満切捨）（注釈）補助金額上限10万円まで
荒川区：HP作成20万円
- 補助金額
- 補助対象経費の2分の1(上限20万円まで)
足立区：HP作成15万円
- 補助金額
- 以下のいずれかの補助額が適用となります。
- 1.通常枠（上限10万円）：ホームページの作成・全面的な改修更新
- 2.動画加算枠（上限15万円）：ホームページの作成・全面的な改修更新および、ホームページ上で公開する自社のPR動画や製品などの紹介動画作成経費
- 以下のいずれかの補助額が適用となります。
- ※対象経費の2分の1を補助
葛飾区：HP作成8万円、ECサイト10万円
- 補助額
- 日本語サイト 5万円
- 外国語サイト 8万円
- ECサイト新規構築※
- 10万円
- PR動画の作成・掲載※
- 2万円
- 2万円
- ※上記補助事業2、3は補助事業1と同時に申請する場合のみ対象で上乗せで補助。補助事業2、3のみの申請は対象外。
江戸川区：HP作成10万円、ECサイト20万円
- ホームページの作成・改修経費
外注により、ホームページを作成・リニューアルする際の経費（注2）
2分の1以内
【通常】
10万円
【EC又は多言語対応する場合】
20万円
西エリア
新宿：ナシ？
世田谷区：HP作成20万円
- ＩＴを活用した販路拡大支援
販路拡大の取組みへの支援を目的とした、インターネットやデジタル
技術を活用した広告・宣伝などの販路拡大の取組みにかかる経費
(ホームページ制作、EC サイト構築、PR 動画・WEB 広告制作など）
渋谷区：ナシ？
中野区：HP作成20万円
- 中野区経営力強化支援事業補助金
杉並区：HP作成20万円
- 創業スタートアップ助成事業
練馬区：HP作成5万円
- ネリサポの補助金
南エリア
品川区：ナシ？
目黒区：ナシ？
大田区：ナシ？
おわりに
昨年度あった制度がなくなっていたり、
すでに枠（予算）を使い切った制度なども見受けられました。
それぞれの区でチカラを入れたいと思っている領域が異なっているように見えました。
あまりに金額が小さい場合は申請する手続きの手間コストの方が上回ってしまうこともあるかと思いますので
注意が必要と思われます。
HP作成につかえる補助・助成制度で、6月時点でも間に合う制度
台東区や中央区など、6月時点で既に申し込みを終了している区もあります。
あらためてHP作成にだけ注目し、金額が多めかつ間に合う制度がある区をリストアップしてみます。
- 板橋区：令和７年度 中小企業魅力向上支援包括補助事業助成金
- 最大50万円
- 予算に達し次第終了
- 港区：創業・スタートアップ支援事業補助金
- 補助上限額：30万円
- 港区内で「創業」し、補助金申請時に「創業」２年未満であることが条件
- 江戸川区
- EC又は多言語対応する場合：20万円
- 企業紹介動画作成経費：10万円
- 足立区：ホームページ作成・更新補助金
- 通常枠（上限10万円）：ホームページの作成・全面的な改修更新
- 動画加算枠（上限15万円）：ホームページ上で公開する自社のPR動画や製品などの紹介動画作成経費
—20万超の壁—
- 荒川区：ホームページ作成補助金
- 上限20万円
- 上限20万円
- 中野区：経営力強化支援事業補助金
- 補助上限額： 20万円
- 申請時に創業5年未満の方が対象
- 杉並区：創業スタートアップ助成事業
- 助成限度額：20万円
- 基準日（4月1日）において、創業後6か月以内であること。
- 商店会へ加盟すること
- 葛飾区
- ホームページ作成・改修事業（日本語のみ）：5万円
- ホームページ作成・改修事業（外国語対応）：+8万円
- PR動画の作成・掲載： +2万円
—10万超—
- 江東区
- 補助金額上限10万円
- 既存ホームページのリニューアルを行う場合は対象外
- 同一法人で既にホームページがある場合は対象外
特に魅力的な制度
条件があったり、起業したばかりの事業者限定となると厳しく見えます。
前述の制度の中で、条件が比較的ゆるそうな制度を挙げてみます。
- 板橋区：令和７年度 中小企業魅力向上支援包括補助事業助成金
- 江戸川区
- 足立区：ホームページ作成・更新補助金
- 荒川区：ホームページ作成補助金
- 葛飾区
練馬区の制度も条件が厳しく無さそうですが、
金額的に5万円の助成となると、手間コストとイーブンなのではないかという疑問が出てきます。
このような取り組みは年度ごとに異なるのですが、
今年度は上記の5つの区の制度が魅力的に見えます。
