ルワンダやガーナなどでドローンを用いて遠隔地に血液やワクチンなどの医療品を届ける取り組みを行っていたZiplineですが、すでにアメリカ国内ではフードデリバリーなどと連携して食品を届けているようですね。

親子ドローンシステム
アフリカでは医薬品などは上空からパラシュート投下しているのですが、アメリカでの配達では親子ドローンを用いているようです。

子ドローンに食料品などを入れて…

配送先についたら親ドローンからワイヤーで子ドローンをゆっくりおろす…

着陸すると底面が開いて荷物が置かれる

ドローンの構造
テックブロガーのMarques Brownlee氏が紹介していました。
まず親ドローンは5つのファンがあり、左右に4つ、後部に1つのファンが見えます。
この後部のファンは向きを変える事が出来るようで、機体を大きく傾けなくても前後への推力を確保出来るようになっています。

子ドローンですが、品物を入れる部分は保温ボックスのような構造になっており、後部に大きなファンがついています。他に横方向に向いた小さなファンが2つ付いていて、それらで姿勢制御をするようです。

おわりに
日本国内でも日本企業と提携して、医薬品の配送などを模索しているようです。
震災などのときに非常に活躍できそうな気がするのですが、すぐに多数のドローンの用意は出来ないので通常からある程度の数が維持できるようなサービスが必要なのかなと思います。
北海道など特定の地域などで普段から使われていれば、当日中に運搬して活用することも出来るのではないかなと思います。
ドローン事業…